大竹 奏: フィドル (ヴァイオリン)
クラシックヴァイオリン奏者でありながら、アイルランド、スコットランド、ブルターニュといったケルト民族の伝統音楽に息づく地を旅し、現地の奏法を習得したフィドル(ヴァイオリン)演奏家。
オーストリアのシュラドミングマスターコース修了。
カナダのオルフォード音楽祭参加、イ・ムジチ・ド・モントリオールのメンバーとしてコンサートに出演、オランダはじめヨーロッパにて研鑽を積む。
フランスのブルターニュ、そしてアイルランドにおいて、伝統音楽の研究を続け、現地の音楽家と交流し、様々な素晴らしい演奏家から伝統音楽を学ぶ。
アイルランド滞在中Irish ExaminerやBBCからインタビューを受け、記事にとりあげられる。
2005年帰国後はケルト音楽の演奏活動を通じその魅力を伝え続けている。
アイルランドにて故シェイマス・クレイ、マット・クラニッチ、ジェリー・オコーナーに師事。
ブルターニュにてクリスチャン・ルメートル、ピエッリク・ルモーに師事。
またスコットランドのダンスと出会い、ダンス音楽の演奏法を研究、The Royal Scottish Country Dance Society (RSCDS) のダンスの伴奏演奏家としても国内外で活動を展開。
スコットランドにてピート・クラーク、ゴードン・シンプソンに師事。
2010年よりエディンバラのRSCDS本部よりミュージシャンとして招聘される。
2011年2月より再び渡仏、ブルターニュの地元のメンバーと共にBagad (伝統楽器で編成される演奏グループ)に参加、Inter Celtic Festivalのコンクールやパレードに出場。
ブルターニュの伝統音楽を研究演奏する日本人フィドル奏者として、現地の新聞やニュースで、数回にわたり取り上げられる。
11月には、スコットランドの日本総領事館公邸にて、シェットランドのギタリスト、ブライアン・ニコルソンと演奏会を開催、好評を得る。
2012年7月スロヴェニアのLENT国際音楽祭に日本の伝統音楽の紹介する演奏家として山口亮志と共に招待を受ける。
現在、スコットランドやブルターニュ、アイルランド関係のイベントや大使館、美術館など各地でコンサートを開催している。また、バグパイプ、ピアノ、フィドルでKAAZカーズを主催し活動を行っている。スタジオ録音にて映画やCMなどの演奏も行なっている。
またオーケストラでヴァイオリン 、ヴィオラ奏者として活動中。